外国為替証拠金取引とは
外国為替証拠金取引とは、現在外貨投資で人気を集めている投資や投機,資産運用を目的とした金融商品で、別名「外為」や「FX(Foreing Exchange)」などと呼ばれています。
外為による投資では、例えば日本とアメリカなどの二国間による通貨の売買によって資産を増やさすことができます。
外国為替証拠金取引によって主に以下の方法があります。
- 将来の為替変動の相場を予測することで、為替差益を得る方法
- 2国間の金利差を利用することで、金利収入(スワップ金利,スワップポイント)を得る方法
将来の為替変動の相場を予測することで、為替差益を得る方法
為替差益とは、「安く買って高く売る」,「高く売って安く買う」という為替変動を利用した売買による利益を得ることを指します。
例えば、あなたの投資金100万円を、1ドル100円の時に1万ドルで購入して、1ドル130円の時に1万ドルで売却したとすると、あなたの資産は130万円となり
130万円-100万円=30万円(利益率30%)
の為替差益となります。
外為の場合、例えば、あなたの投資金100万円を、1ドル100円のときに10万ドルで購入して、1ドル130円の時に10万ドルで売却したとすると 1,300万円となり
1,300万円-100万円=1,200万円(利益率1,300%:13倍)
の為替差益にすることができます。
これは、あなたの投資金以上である10倍で投資した例で、外国為替証拠金取引では投資金(元手)以上の取引が可能になります。
これをレバレッジと呼ばれており、一定の証拠金をFX会社に預けて小さな資金で大きな取引を可能にするものです。
2国間の金利差を利用することで、金利収入(スワップ金利,スワップポイント)を得る方法
金利収入とは外貨預金のように、高金利通貨へ転換し、金利が低い円やフラン(スイス)を売って高金利通貨の英ポンドやニュージーランドドルなどを購入して預金のように金利を得ることができます。
これをスワップ金利やスワップポイントと呼ばれ、毎日金利差を受け取ることができます。
例えば、アメリカ米ドル金利:5.25%,日本円0.50%ですので、金利差は5.25-0.50=4.75%になります。(2007/7時点)
100万円の資金で1ドル100円の時、1万米ドルを購入したとすると、年間1万米ドル×100円×0.0475=47,500円(4%のリターン)となりますが、これを100万円の資金で10倍のレバレッジ取引をしたとすると、10万米ドル買えるので年間10万米ドル×100円×0.0475=475,000円となり、一年間米ドルを保有し続けるだけで「47%のリターン」を得ることができます。
1日に換算すると、475,000円÷360日=1300円となり、毎日千円以上のスワップ金利を受け取ることができます。
例として、2007/7時点の各国金利と1万通貨あたりのスワップポイントを紹介します。(円売の場合)
| 国名 |
通貨名 |
政策金利 |
スワップポイント(1万通貨あたり) |
| アメリカ |
米ドル・USD |
5.25% |
162円 |
| 英国 |
ポンド・GBP |
5.75% |
355円 |
| 豪州 |
豪ドル・AUD |
6.25% |
161円 |
| ニュージーランド |
ニュージーランドドル・NZD |
8.00% |
201円 |
| ユーロ圏 |
ユーロ・EUR |
4.00% |
160円 |
ちなみにマイナーな通貨ですが、トルコリラの政策金利は2007/7時点で、17.5%となっており毎日スワップポイントが800円程度ももらえてしまいます。
このようにスワップ金利を目的として、外貨を保有していくスタンスの人をスワップ派と呼んでいます。
逆に少ない資金で大きな取引をして為替差益を狙う人をレバレッジ派と呼んでいます。
外国為替は以外と意外と身近なところでも関連性がある
外国為替とは異なった通貨を取引すること
外国為替とは、外国の通貨または異なった国の通貨を交換することです。
日本語名では外国為替で、英語ではForeign Excangeといい、それを略してFXと一般的には言われています。
外国為替が取引される理由
私たちが身近に外国為替の世界に触れる機会といえば、海外旅行をするときに円から外貨(アメリカのドルなど)に換える場合などです。
例えば、あなたが勤めている会社が輸出企業でしたら、日本で作ったものを海外へ輸出します。その場合の収入は外貨です。
その外貨を円に換えてあなたの給料などに反映されるわけです。そのときは 外貨→日本円(外貨売り→日本円買い) といった取引を会社が損をしないように為替レートを見ながら取引します。
将来の日本の価値が下がる(円安)とみて、金利が高い外貨へ預金したりする場合にも 日本円→外貨(日本円売り→外貨買い)といった外国為替取引が発生します。
海外ブランド品の値段も円高の時は安く買えますが、円安の場合には高くなってしまうことも、外国為替で取引されているお互いの通貨の強さや弱さによって決まった為替レートで取引されています。
このように以外と身近でも外国為替で取引された結果は、私たち個人にも身近な存在であるわけです。
外国為替という用語は、一般的に外為(がいため)と略していわれています。
当サイトは世界の通貨がリアルタイムで強くなったり弱くなったりすることを利用して外貨を買ったり売ったりすることで得られる差益を狙った「外国為替証拠金取引(FX)」について紹介しています。
取引における2つのポジション
外国為替を取引するということは、通貨を買ったり売ったりすることで、それがどんなポジションであるかを示しているのがポジション(持ち高)です。
ポジションには以下の種類があります。
例えば、アメリカのドルへ外貨預金をした場合には日本円を売ってドルを買うことになります。
その場合、円に対するドルのポジションは買い持ち(ロング)になります。
円のポジションからドルのポジションにしているので、ドル安(円高)になって為替レートが下がれば損をします。
逆にドル高(円安)になれば利益を得ることができます。
また、買い持ち(ロング)と売り持ち(ショート)が均衡してるときにはスクエアと呼ばれています。
各国通貨の動きにはそれぞれ特徴がある
代表的な通貨の特徴を知ろう
外国為替市場で取引される通貨には取引量の多い順に、米ドル,ユーロ,円,,ポンド,スイスフラン,オーストラリアドル,カナダドルなどがあります。これらの通貨にはそれぞれ特徴があり、その特徴を知ることで外国為替市場において為替レートの変動を理解するのに役立ちます。
各国通貨の特徴を作り上げているのは、それぞれの国の金融政策や経済政策に対する考え方,通貨制度,経済構造,それに外為市場での市場参加者の行動様式などによります。
メジャー通貨とマイナー通貨
外為市場では、メジャー通貨とマイナー通貨の分類があります。
メジャー通貨
メジャー通貨とは、国際的な市場で取引される通貨で、取引量も取引参加人数も多い通貨です。具体的にはドル,ユーロ,円,ポンド,スイスフランなどです。
マイナー通貨
マイナー通貨とは、限られた地域の市場(ローカルマーケット)で取引される通貨です。したがって、取引参加人数も少なく取引量も比較的少なくなります。具体的にはメジャー通貨以外の通貨がマイナー通貨といえます。
ただ、この分類は固定的ではありません。例えば、オーストラリアドルやカナダドルは、以前マイナー通貨だったのですが、現在では取引する市場も増え、メジャー通貨に分類してもいいレベルになってきました。
メジャー通貨の場合、基本的に市場の流動性もあり、24時間取引が可能ですが、マイナー通あkの場合は、その地域の市場が取引できないことがあります。さらに、国の為替金融政策や制度の変更により、取引量が極端に少なくなることや、場合によっては取引できなくなることもあるので注意が必要です。
マイナー通貨といえどもその国の政策や通貨変動パターンに精通すれば、取引で比較的利益を上げやすいという面もありますので、高金利通貨の国や取引高がすくないため値動きが大きくなることを利用して大きなリターンを得られるチャンスも秘めています。
東欧圏の通貨や中南米の通過,アジア通貨などは、一部の大手銀行と地場銀行が限られた取引をしていましたが、ヘッジファンドなどなどが1990年代に参入して取引量が急増しました。
外為市場で取引される通貨の数は、ユーロの誕生で減りましたが、今まで殆ど取引されなかった通貨の取引量が増えたため実質的には増加しています。
2004年のBIS(国際決済銀行)の調査で市場シェアが0.1%以上の通貨量の数は26あります。
世界の主な通貨(0.1%以上のシェアをもつ通過 2004年BIS調査)
米ドル
ユーロ
日本円
英ポンド
スイスフラン
オーストラリアドル
カナダドル
スウェーデンクローナ
香港ドル
ノルウェークローナ
韓国ウォン
メキシコペソ
ニュージーランドドル |
シンガポールドル
デンマーククローネ
南アフリカランド
ポーランドズウォチ
台湾ドル
インドルビー
ブラジルレアル
チェココルナ
タイバーツ
ハンガリーフォリント
ロシアルーブル
チリペソ
マレーシアリンギッド |